2015年6月27日土曜日

Eugene Record Song Book vol.2



聴いていると胸が苦しくなる。
いままでずっと、シャイライツは好きなグループのひとつぐらいの位置づけのはずなのに。
ユージン・レコードよりもサム・ディーズのほうが好きなはずだ。
KENTから出たサム・ディーズやフィリップ・ミッチェルの同様の企画よりも、遥かに切迫なのはどうしてなのだろう。 
Vol.1ではそんなことはなかった。
このvol.2はただひたすらに苦しい。
酒のせいだろうか、チャップリンの「街の灯」のラストシーンのようだ。 
嗚呼。


1. The Chi-lites / Are You My Woman?
2. Joss Stone / Stoned Out Of My Mind
3. Jackie Wilson / Helpless
4. Barbara Acklin / Am I The Same Girl
5. The Chi-lites / Give It Away
6. Peaches & Herb / Two Little Kids
7. The Chi-lites / Just Two Teenage Kids
8. The Chi-lites / Toby
9. Joss Stone /
10. Johnny Sayles / Troubles A Comin’
11. The Blind Boys of Alabama feat. Casey Dienel / There Will Never Be Any Peace
12. Timmy Thomas / Coldest Days Of My Life
13. The Chi-lites / Have You Seen Her
14. The Promises / Oh Boy
15. The Artistics / What Happened
16. Wales Wallace / We’re Not Happy
17. Loleatta Holloway / There’ll Come A Time
18. Ginji James / Until You Return
19. Lionel Hampton / Please Sunrise
20. George Benson / Soulful Strut






2015年6月14日日曜日

Grouper - Ruins



1曲目を聞いたときにはイイと思った。
遠くから聞こえるようなピアノ、囁くような声。
日当たりの悪い、ひんやりとした部屋を思わせる楽曲。
サティを聞いたときとそっくりな感触だ。
歌詞は不明だが恐らく幸福や充足感をうたってはいないだろう。しかし渇望もない。不幸でも幸福でもないあるがままを夢うつつでつぶやいているかのように思える。
LP時代ではないのが惜しいのは、このジャケットが実によくこの作品を一目で表現しているからだ。

が、問題はそのあとだ。
続くどの曲もあまりにも似通い過ぎている。
というよりも全部同じ曲にしか聞こえない。
ブルースによってそのようなシチュエーションには耐性のある俺ですらそう思うのだから、相当なもの。
冒頭の好印象すら忘れてしまうのはかなりヤバイと言わざるをえない。

眠れない夜にはいいのかも知れない。

2015年6月11日木曜日

Dub Pistols - Return of the Pistoleros



なんじゃこりゃ、ホントにダブ・ピストルズかよと耳を疑った新作。
「なんでこんなの聴いてるの」と嫁に真顔で呆れられるようなサウンドは、従来の彼らよりは湘南乃風に近い。
①、②と最後まで聴き通すことが不可能なダサさの曲が続き、4曲目でとうとうギブアップ。
意欲がすっかりと消えうせてしまいました。

もうこれで俺の中のリストから彼らの名前は消えたね。

2015年6月9日火曜日

Jerry Williams - Gone

 
昨日、HMVから届いた7枚のうちの1枚で最初に聴いたものがこれ。
ファンキーでソウルフルでメチャクチャかっこよくてヘビーローテーション。
声の質は線が細いが、それがまたチープで怪しくていい感じを醸し出している。
おかげで他のCDが聴けないまま。
憎いやつだぜジェリー・ウィリアムス。
オーティスのカバーもソウルフルで熱い。
72年リリースのファーストも最高。
クラプトンとの関係で有名な人だけど、クラプトンより断然イイだろ?
2005年没。


2015年6月3日水曜日

Conya Doss - Ⅶ

 
快楽。
一言でこのアルバムを表現するならコレだ。
彼女の作品はいつもメロウで気持ちイイが、今回もまた例に漏れずに気持ちイイ。

そりゃ、こうして感想を記しているうちに疑問が浮かばないわけではない。
気持ちイイのは悪いことではないが、もっと、こう、自己主張があってもいいのではないか?
 
アレサやエタ、キャンディ、ピーブルズは単に気持ちイイだけじゃなかったからな。
(メロウ=悲しさを含んだ)気持ちよさとは対極の憤怒、そして壮絶さといったものをプンプンさせていた。
いわば喜怒哀楽をフル回転させたのが彼女たちであって、すなわちそれこそがソウル・ミュージックではないかと改めて思うわけなのだが、本作は喜怒哀楽を感じ取ることはできるが、壮絶さ、おれ的にはソウルの醍醐味、それが不足している。
まあ、そうした愚痴をグダグダ言うんなら最初から先ほど名前を挙げた先人たちを聴いとけって話だし、これはこれでいい作品であることは間違いない。

冒頭に記したように、とにかくメロウな快楽を体現している作品なのだから。いいですヨ。
 

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