ラベル 2016 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 2016 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017年2月1日水曜日

Iggy Pop - Post Pop Depression



正直、俺はイギーのよいリスナーではない。
最初に聴いたのはインスティクトだったか、ブリック・バイ・ブリックだったか、ハードロック寄りな普通の売れ線ロックじゃんとしか思わなかった。LAメタルとの交流も多かったこともいい印象を受けなかった。俺はほんとうにヘビメタが嫌いだった。

上京してストゥージーズやイディオット、ラスト・フォー・ライフあたりの作品を聴くまでその印象は変わらなかったし、ネガティブな印象が払拭されたあとでも俺にとってのイギーは70年代であって、新作がリリースされても別に興味や関心は抱かなかった。再結成ストゥージーズも同様で、衝動で一枚購入したが未だに一度も聴いていない。

本作を聴きながら、ああイギーだと何度も思った。
畏怖したり感心したり苦笑したりしながら。
イギーを好きでも嫌いでもない人にこのアルバムを説明するなら、ラスト・フォー・ライフやイディオットあたりの焼き直し。だがイギーの出来は悪くないし、痛々しさなどは微塵もない。本人の年齢や近しい人間が次々亡くなっていることを思えば凄いことだ。力作。

戸川階段



やっぱり俺はJOJO広重が嫌いなんだなあと再確認しただけの一枚。
どうせこうなるんだろう、という予想を何も裏切らない。
それにしても単なるお約束だけでできた伝統芸になってしまっただけのノイズミュージックに何の価値があるのかしら。

Aaron Neville - Apache



ずっとソロ・シンガーとしてのアーロン・ネヴィルが苦手だった。A&M時代のポピュラー歌手然とした作風がどうにも合わなかったのだ。歌のうまさも鼻につく感じだったし。常にわざとらしさを感じた。

ブルーノートから出た前作から印象が変わったが、オールディーズのカバーアルバムというコンセプトを含めたプロデューサーのキース&ドン・ウォズの手腕かと思ったが、ソウルヴィルと絡んだ本作でネガティブな印象は吹き飛んだ。あの時代こそが異常だったのだ。快作。

こぶしファクトリー - 辛夷其ノ壱



こぶしファクトリーのファースト。17曲中10曲が過去に発表されたシングル曲と、ファーストアルバムというよりは新曲を収録したベストアルバムだな。アルバムが出た時点で賞味期限切れだった時事ネタソングやイベントタイアップの企画モノまで収録してるのはセコいというか、とにかく何がなんでも収録時間いっぱいまでブチこまないと気が済まなったのだろう。そういう意味で日本のMottainai精神を見せてくれているが、アルバムとしては散漫な印象は否めない。もっと曲を絞ったら評価も違ったかもね。
ツイなどを見るにラスト曲の評判がいいが、俺はああいう拓郎節というかドメスティックな歌謡フォークのフォーマットが苦手なんだなあと再確認しました。
面影ラッキーホールあたりに曲を提供してもらったらおもしろそうなのに。

God Don't Never Change - The Songs of Blind Willie Johnson


ブラインド・ウィリー・ジョンソンのトリビュート。
最初に聴いたのは寝起きで、布団の中というシチュエーションだったからか、その時はずいぶんウルセーなあと感心したものだったことを覚えている。

その後回数を重ねると印象も変わったが、個人的にリッキー・リーとカウボーイ・ジャンキーズが出色。

2017年1月31日火曜日

TiffanyJ - Evolving



ルックスは見ての通りスター性なし、シンガーとしての実力も中堅クラス、トラックも凡庸と、個々の要素だけで鑑みると何がいいんだ? という話になるシンガーだが、まあ、だからこそ憎めないというか、何もよくないと切り捨てるにしてはどうにか聴けてしまうから捨てがたいというか、要するにB級の美学だな。

それにしてもこの人のyoutubeの再生数の少なさは泣ける。このブログの閲覧数並み。

The Hanging Stars - Over the Silvery Lake



コズミック・アメリカーナ・バンドを標榜するUKバンド。
まあ、普通のフォークロックというか、アメリカーナ系ロックバンドなわけなのだが。
もっとコズミックぶりが欲しかった気がする。

Second Hand Blues Band - ST



アリゾナを拠点に活動するブルースマン、アシュフォード・ゴードンが白人メンバーと共に結成したバンドのファーストアルバム。歌、ギター、リズムセクションなどなど、ひとつひとつはエクセレントだが、全体的に聴くと極めてまとまりすぎているというのか、普通すぎて印象に残りづらい。

Mudcrutch - 2



何も予備知識がなかったから最初は、俺が中学生の頃のカレッジチャートの常連のアメリカのバンドみたいだと思った。次にトム・ペティみたいだなあと思ったら、トム・ペティ本人のバンドだった。
それにしても元気だよなあと思う。
声が還暦を過ぎた人のそれじゃないし、気合い入れてテンション上げている感じでもない。この自然体ぶりは敬服に値する。

Ian Hanchet - New Life



カナダのSSW。グリニッジ・ヴィレッジの系譜というか、正統派のフォークをやっているという印象。朴訥とした温かみのある声と確かなギターの演奏が光る。決定的な個性がない、とも言えるが。かなりマジメだということは伝わる。

Yen Town Band - Diverse Journey



その昔、俺が若かった頃に短い間活動していたCHARAと小林武史のユニットの約20年ぶりのアルバム。リアルタイムではラジオで流れるような曲ではかなりいい線行っていたという印象を持っていた。
何が動機かは知らないが、見事なまでにというか、それしかないというか、まあ、90年代している。
とはいえ時代錯誤感がそれほどでもないのは、小林やメンバーの才能云々ではなくむしろシーンの停滞感のせいだろう。どのジャンルも痩せ細るばかりだからな。
何より感心したのはCHARA。シンガーとして個性はやはり大したものだということを再確認させられた。同じような曲を歌っても、より悲しく感じさせるのが凄い。

Bombino - Azel



政府に弾圧され続ける遊牧の少数民族というバックボーンだけで相当にそそるものがあるニジェール人。
アフロは門外漢の俺だが、近年のアフロ・ロックを代表するアーティストのひとりと認識している。

ラテン音楽はそれほどでもないが、アフリカ音楽を聴いたときの非日常性がいつまで経ってもぬぐい切れないが、ロック色が濃厚でありながらもそうした非日常性の刺激を与えるのは単に言語ゆえか、それとも彼の才能だろうか。
リズムとギターの両方が面白い。刺激的な存在だ。

2017年1月30日月曜日

Mcdougall - Reaching for Some Light




ムサい見た目から暑苦しくて凡庸なブルースロックを想像していたが、これはいい。ブルースやフォーク、カントリー、ロック、様々な要素をいい感じにブレンドしているスタイル。
個性的だというわけではないが、好感が持てる楽曲、サウンド。
これは掘り出し物。

Joe ‘Blues’ Butler - Full Figured Woman



ルックス、歌唱力、芸名などなど、ありとあらゆる面においてB級臭さがプンプンするジョー・ブルース・バスター。
安っぽいこと極まりないチタリン・サーキット・ブルーズンソウルを展開。
はぐれ刑事ばりに展開が読めるのはこの世界の常だが、この貧乏くささは尋常ではない。

⑩「Young Generation Blues」ではタイトルどおり若い世代の苦悩を歌っているが、若い世代は誰一人共感することもないだろうな。だって聴くわけないもん。

あとジャケットの写真もスゴい。
フツーは作品の看板ぐらいもっとマシなの映すだろと思うが、なまじ美女を起用してリスナーに期待させるような詐欺みたいな真似はこの人の良心が咎めるのだろう。作品そのまんまというか、まあ、そんなジャケだ。
きっと正直で誠実な人なのかもしれないな。そんなJBBに幸あれ。
死ぬまでにあと1回か2回聴いてみたいとは思う愛すべきチープな作品。

2017年1月28日土曜日

Rob Heron - Something Blue



ベリー・クール!
スイングやブルースなど、ワイザツな音楽をスタイリッシュにキメてくれている。
へなへななボーカルがマッチするのはそれゆえなんだな。
イギリスのバンドだが、アメリカ人以上にアメリカ音楽をクールにやってこなしているのがいい。
気に入った!

2017年1月27日金曜日

Ms. Jody - I Got The Feeling



スピーカーがおかしくなったのかと思った、それぐらいショボい音。
パンクやガレージパンクでは褒め言葉だが、ぶっ飛んでない。ただただショボいのだ。
さすがエコーのチタリンサーキット・ソウル。とはいえ、ここまでヒドかったか?
音の広がりが希薄でのっぺらとしている。
まあ、出来は相変わらず。
エコーのミス・ジョディ、変わりようがないわな。
変わったように聴こえるならスピーカーやら何やらじゃなく俺の頭がおかしい。

JW-Jones - High Temperature



カナダのブルースを基調としたアーティストのファースト。
ひと昔前のメインストリームっぽいかんじ。
80年代ならスターになれたかも。
ボーカルの弱さが気になるのも事実だが。

Frank Bang & The Cook County Kings - The Blues Don't Care



それなりにキャリアがある極めてフツーの、言い換えれば退屈なブルースロックバンド。
ブルースへの愛情は伝わってくるから憎めないが。

Butch Walker - Stay Gold



売れそうなアメリカのロックって感じ。
実際に売れてるかどうか知らないけど。
ブライアン・アダムスを思い出してしまった。
②とか④なんかは結構好き。
昔のスプリングスティーンとか好きな人にも向いていると思う。

Marina & The Kats - Wild



オシャレだなーとイヤミではなく、つくづく感心したスイングユニット。
ドイツ人とオーストリア人の混合らしい。
クールでユーモアもたっぷり、ところどころパンチも効いて、かなり良質。
ひと昔前ならオシャレ雑誌でチヤホヤされていたであろうと容易に想像し得るが、そんな時代じゃなくてよかった。推薦。

2025年再発&編集アルバムベスト

B ob Dylan - Through The Open Window: The Bootleg Series Vol. 18 Chance Operation - Place Kick Dead Famous People - Wild Young Ways Doc Pomu...