Richard Hell & The Voidoids - Blank Generation
ほぼ25年ぶりぐらいに聴くのではないだろうか。
テレビジョンやジョニー、パティはたまに引っ張り出すというのに、リチャード・ヘルのCDは手に取ることすらなかった。
タイトル曲に関してはコンピで耳にすることもあるが、それ以外の楽曲はただただ懐かしく響く。
思い出されるのは高校2年の夏だが、確かにひと夏のBGMであったことは間違いない。
札幌のタワレコで、コステロやリプレイスメンツなどと一緒に買ったのだ。
ああ、そうだった。新日の月寒ドーム大会を見た帰りだ。
前日の土曜に開催された函館大会と続けて見たのだが、メインの武藤・蝶野対ウォーリアーズのショボかったこと!
函館でやった武藤・マサ対ウォーリアーズとなにからなにまで同じだったのだ。
むしろそれがメインじゃなかっただけ函館のほうがマシだったけど、ああ、やっぱりドサの試合はビッグマッチのリハーサルなんだな、とつくづく思ったものだった。
帰り道のJRでは、キオスクで買った週刊ファイトを何度も何度も読み返した。それしか時間を潰す方法がなかったからだ。
相変わらずへろへろしたヘルの声も、いま聴くとショボい音も、かつてのようなスリルを伴うことなく、メロウにすら感じるのはトシのせいか、それとも酒のせいか?
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