2018 Best Album (新譜)























なんかもう年間ベストの覚書として以外何も機能していない感が強いこのブログ。2018年の新録アルバムはこれ。

なお、表記はアルファベット順。


  1. The Bamboos - Night Time People
  2. The Bones Of J.R.Jones - Ones To Keep Close
  3. Boz Scaggs - Out Of The Blues
  4. Buddy Guy - The Blues Is Alive And Well
  5. Candi Staton - Unstoppable
  6. Cedric Burnside - Benton Country Relic
  7. Charles Bradly - Black Velvet
  8. Chara - Baby Bump
  9. David Crosby - Here If You Listen
  10. Eli Paperboy Reed Meets High & Mighty Brass Band - ST
  11. Gene Jackson - 1963
  12. Leon Bridges - Good Thing
  13. Lucinda Williams - This Sweet Old World
  14. Mighty Mo Rodgers & Baba Sissoko - Griot Blues
  15. Neneh Cherry - Broken Politics
  16. Punch Brothers - All Ashore
  17. Superorganism - ST
  18. Walter Wolfman Washington - My Future Is My Past
  19. Willie Hightower - Out Of Blue
  20. 岡林信康 - 森羅十二象
NIGHT TIME PEOPLE
①はオーストラリアのディープファンクバンド。軽めのサウンドだが、心地よくてよく聴いていた。モータウン調の2曲目は特に今年よく聴いた1曲。

Ones to Keep Close
②はアメリカのオルタナカントリー。南部臭が最高。実際はニューヨークらしいが。

Out of the Blues
③のボズは例によってのブルーズンソウル路線。ヘビロテしなかったわけがなく。

ザ・ブルース・イズ・アライヴ・アンド・ウェル
④のバディだが、ここ20年ぐらいのバディでは最も聴いている。コブラ時代以降ではベスト…ではないかもしれないが、それぐらいの愛聴盤。

Unstoppable
⑤のステイトンは正統派ソウル路線の1枚。前作が情けない打ち込みの曲なども収録されて散漫な印象が強かったからか、今回は芯がしっかりしている印象。パティ・スミスのカバーなども違和感なく歌いこなすのは流石。

Benton County Relic
⑥はRLバーンサイドの息子。恐ろしいぐらい父親と同じ。ドロドロ、グダグダのブルース。最高。

BLACK VELVET [CD]
⑦のチャールズ・ブラッドリーは貫禄の1枚。毎回外れなし! 現役ソウルシンガー最高峰か。今年はリー・フィールズの新作にも期待。

Baby Bump
⑧のチャラはこの並びでは異色に見えるが、逆に言えばそれぐらいよかったということ。ソウル路線。

HERE IF YOU LISTEN
⑨のデビッド・クロスビーについては、今年出たベテラン(おじいちゃん?)のSSW新譜ではこれ。

Eli Paperboy Reed Meets High &
⑩のペーパーボーイはニューオリンズのブラスバンドと組んだ一枚。実にパワフルでハイテンションな出来で、この人の作品では一番聴いているかも。とにかくボルテージが凄い。

1963
⑪まったく知らなかったマイナーなソウル・シンガー。普通のソウルを普通にやっているのだが、その普通さが2018年には幸福なのよね。

GOOD THING [CD]
⑫のレオン・ブリッジスだが、鳴り物入りでのデビュー作だった前作を聴いて大したことないと舐めていたが大きな間違い。グレイト。

This Sweet Old World
⑬のルシンダは、相変わらずの高水準の出来。今回は特によかった。

Griot Blues
⑭はベテランブルースマンとマリのミュージシャンとのコラポ。テーマはアフリカ。ジャズなんかでは珍しくないアプローチだが、ブルースではあまりないな、考えてみれば。野心作にして実にカッコいい一枚。

Broken Politics [解説・歌詞対訳 / ボーナストラック収録 / 国内盤] (TRCP235)
⑮のニナ・チェリーは、ジョージア・アン・マルドロウとどちらにしようか迷ったが、僅差でこちら。理由は聞いた回数。

All Ashore
⑯のパンチ・ブラザーズも外れがないなあ。いつも素晴らしいアルバムを出してくれる。現行アメリカーナでは最高峰ではないだろうか。youtubeで見たライブ映像のクオリティと緊張感も凄かった。

Superorganism
⑰は多国籍バンド、スーパーオーガニズムのファーストアルバム。最初、youtubeでスタジオライブの映像を見たときはぶっとんだ。チャラ同様、これも主な俺の路線とはズレている気がするがやはりそれだけ凄いのだ。インパクトという点では今年のナンバーワンはこれか。

My Future Is My Past
⑱のウォルター・ウルフマンは、そういえばいたな…ぐらいの認識だったが作品を聴いてそんなこと言ってる場合じゃないと訂正。良質なニューオリンズ・ブルーズンソウルが凝縮された一枚。

Out of the Blue
⑲はソウル・ファンを驚愕させたウィリー・ハイタワー、数十年ぶりの復帰作。正直、昨年のドン・ブライアントのほうが驚きはあったかな。ハイタワーがライブ活動を再開したのは知っていたからね。それでも外せない、外すわけにはいかない。

森羅十二象
⑳の岡林は矢野顕子やサンボマスター、山下洋輔などとのコラポによる往年の楽曲のリメイク盤。2018年最後の最後に聴いたのだが、脱帽。

迷って選ばなかったのがアナーキー、エルヴィン・ビショップ、ジョン・クリアリー、ネイサン・ラティーフ、シリータ・ジョンソン、ゴー!チーム、ブリーダーズ、タイニー・レッグ・ティム。
聴いた回数は多かったが、前作に比べると及ばない気がしてどうしてもベストに選出する気になれなかったのがエズラ・ファーマン、スティーブ・フォーバート、RLボイス、ウィスキー・ムーンフェイスなど。
ビッグネームのベテランではニール・ヤングやヴァン・モリソン、ポールなどは良くも悪くも期待に違わぬ出来だったゆえ、だからこそ次作も同じクオリティのものが確実に出るのだろうというミョーな安心感が生じ、余り聴かなかったため選出せず。















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