2018ベスト(リイシュー、編集、発掘編)
- Alex Brown - In Search Of Love
- Billy Jones - Billy Jones On Black And Tan, Vol. 1、2
- Bob Dylan - Live 1962-1966 Rare Pefromances From The Copyright Collections
- Four Tops - Complete ABC/Dunhill Singles
- Jimi Hendrix - Both Sides of the Sky
- Lil' Bob & The Lollipops - Sweet Soul Swinger & The Jin Singles
- Neil Young - Roxy- Tonight's The Night Live
- Otis Redding - Dock Of The Bay Sessions
- The Street Sliders - Singles
- VA - Classic Gospel 1951-1960
- VA - Cover Me Eddie Hinton Songbook
- VA - Eccentric Soul: The Saru Label
- VA - STAX Singles 4
- あがた森魚 - ピロスマニア海へ行く
- ザ・たこさん - 名曲アルバム
表記はアルファベット順。
とにかくリイシューも発掘も全般的に低調だった1年。今年はそんなに迷わなかったよ。
ブルースやソウルに関しては質も量もここ数年で一番低調だったのではないだろうか。まあネタ切れといえばそこまでなんだけど。特にKENTの低調ぶりがひどい。あんなにいいCD出しまくってたのに。
①に関してはそんなソウル再発の中で待望の1枚。内容も期待にそぐわぬ出来だ。なぜこれがリアルタイムで正式発売されなかったのか疑問。今年のソウル再発ならこれ。
②はソウル色の強いブルースマンのベスト盤。今まで知らなかったけど、かなり強力。
ディランはブートレグシリーズではなく、初期ライブをコンパイルした③を選択。とにかく刺さる。ちなみに、血の轍のセッションに関してはブートで持ってる1枚もので十分という結論。
④のフォートップスだが、今年は個人的にフォートップス再評価の1年でもあった。特にモータウンを離れてからが凄い! ABCダンヒル時代のアルバム8枚(だっけ)が3000円ぐらいで出ないもんかと思っている今日このごろ。2019年はぜひ。
⑤のジミヘン発掘音源集。今年出たジミヘンの再発発掘ならELL50周年よりこれ。
⑥はルイジアナのソウルシンガー。全盛期の音源をまとめたもの。
⑦ニール・ヤングの過去ライブ発掘音源は今年2枚出たが、くりかえし聴いたのはこっち。
⑧はよく聞いたからこその選出だが、正直なんでこれなのかという感もあり。別に蔵出し曲が入ってるわけでもないからね。今年の再発・発掘が豊饒なら選ばなかったかもだが、やっぱオーティスは凄いと再認識させた一枚なのは事実。
⑨はスライダースの3枚組ベスト。活動再開以降はまったく興味や関心がなかったためやはり1枚目に尽きるかと思っていたが、その時期も非常に優れていたことを確認。
⑩はアクロバットから出たテキサス・ゴスペルのコンピレーション。質、レア度含めて最高。ピーコック音源。
⑪はエディ・ヒントンのソングブック。ビッグネームとオブスキュアなアーティストのバランスもよい。ジェリー・ウェクスラーが栄光なき天才という意味の評し方をしたヒントンの才能が堪能できる。それでもってあの声だったのになんでセールス的にダメだったんだろう。
⑫はオハイオのローカルレーベルに残されたオブスキュアな楽曲をコンパイルした一枚。ソウル・ファンにはたまらない。
⑬は黒・赤・青と続いたSTAXシングル集の第4弾。まさかもう続きなんかないと思っていた2018年に唐突の発売。Best Of The Restというサブタイトル通り、ロックとゴスペルが目立ち、アザー・サイド・オブ・スタックスという趣の6枚組。
⑭は、ユニバーサルから邦楽ロック1000円シリーズで出た中から選んだ。外道とかエンケンとか買ったが、最も聴いたのはこれ。同時に出たあがたの永遠の遠国とどちらにしようか迷ったが、遠国が予想通りだったのに対しピロスマニアは予想以上だったので、その意外性によって選出。
⑮のザ・たこさんは大阪のファンクバンド。ぶっ飛びました。今年の1位。ダントツ。
ちなみに、選ばなかったビートルズ関係の再発は結局、普通の音源が一番という結論に達したのみ。発掘音源もとっくの昔にさんざんブートで聴いてるしね。
2019年はもっといい音楽ライフにしてくれることを望む。
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