2020 best album
- Allergies - Say The Word
- Angel Olsen - Whole New Mess
- Angela Munoz - Introspection
- Asaf Avidan - Anagnorisis
- Bill Fay - Countless Branches
- Chicano Batman - Invisible People
- Dan Reedar - Every Eeach Way
- Dorothy Moore - I'm Happy With The One I've Got Now
- Eddie Chacon - Pleasure, Joy And Happiness
- Fat Night - Live For Eeach Other
- Four Owls - Noctural Instict
- Lianne La Havas - S.T
- Mark Kozelek With Ben Boye And Jim White - 2
- Public Enemy - What You Gonna Do When The Grid Goes Down?
- Raw Poetic & Damu Fudgemunk
- Rufus Wainwright - Unfollow The Rules
- Sault - Untitled (Black Is)
- Swamp Dogg - Sorry, You Couldn't Make It
- This Is Kit - Off Off On
- Tre Burt - Caught From It The Rye
2020年は貪るように音楽を聴いた。
サブスクで物理的に聞き放題の上、コロナ禍で例年以上に音楽を聴く時間が有り余っていたものだから、音楽を聴く以外にどうしようもなかった。
元からフォローしているアーティストの数は相当な数に上っていたが、さらにサービス側がリコメンドしてくるアーティストや楽曲まで押さえたり、さらにそこから広げてゆくともうどうしようもない。2020年は新譜だけで500ぐらいは聞いただろう。困ったのは供給過多というべき状況の上に、質のいいアルバムが余りにも多かったこと。2020年ベストアルバムを10枚選べ? なんと無理難題な。100は欲しい。それぐらい2020年はよい作品との出会いが多かった。まあ、逆に言えば突出した個性やクオリティの作品に乏しかったと言えなくもないのだが。
あれを選ぶならこれを落とすのはおかしいだろうなどとグダグダ選びあぐねつつ、今回選出した20枚はただの気分。2時間後に選んだら全然違うものになり得る。ディランやニール・ヤング、ブーツィー、ドン・ブライアント、ダン・ペン、ジェームス・ハンター・シックス、ルシンダ・ウイリアムス、スティーブ・フォーバートといった本来のフェイバリットを選ばなかったのは、十分な出来栄えであることは認めつつも、彼らの過去作と並べるとどうしても聴く頻度が落ちてしまったから。そんな現在進行形のレジェンドたちの新譜で印象に残ったのはクリス・スミザー、ルイ・フィリップ。
白人の若手ソウルやシンガーソングライターもよく聞いたが、突出した個性云々という問題で選ばず。流して聴くにはすばらしい作品は尽きなかったのだけど。
日本人アーティストはそれほどリピートしなかったから選ばなかったが、Boys Age、浦上想起、ドッコイセハウス、青葉市子がよかった。
新譜以外ではP-FUNK、プリンス、スライ、ロジャー・ザップ、オハイオ・プレイヤーズ、ルー・リード、ビブラストーンあたりか。ジャンルとしてはファンクだな。あと、2020年ほどヒップホップをマジメに聞いた年はなかった。
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