実を言うといきなりのめりこんだわけではなかった。ソウルを聴きはじめた最初のうちはスタックスやモータウンなどに比べてハイサウンドはとっつき辛く感じていたのだ。
ハイのよさがわかったのは25歳あたりだったが、それからソウルにのめりこんだ。それまでは自分の優先順位のなかで、ソウルはロックやブルースの下だった。「愛なき世界」をくりかえし聴くようになったのはそれからのことだ。
そのころから依然として、「I Die A Little Each Day」は何度くりかえしても褪せることがない、俺のプレシャスな曲だ。
ソロアルバムとしてラストとなった「Truth Is」。その前作の「Walk A Mile In My Shoes」もそうだったようにライブ録音あり、既にほかのアルバムに収録した楽曲ありといった適当というか、いい加減な作りなのだが、何曲かの熱唱のためにも金銭と時間を割く価値はあるし、初来日時の様子を知らない後追いの世代にも、オーティス・クレイの魅力がなんだったのかが十分に伝わると思う。 それほど胸を打つ曲が含まれている。いま、このアルバムを聴きながらブログを書いている。やはり力作だと断言することに疑いの余地はない。いま、アルバムのタイトル曲がかかっている。この次の作品を聴けないのは本当に残念だ。
ここ数日、Celecrating The Music Of Inside Llwyn Davisを聴く。
映画を元に発展した、フォークソングのイベントのライブアルバムだ。
誰がどう、とかそんな聴き方はしなかった。酔っ払っていたからだ。
どっちにしろどの曲の誰の演奏がよかった、とかそんな聴き方はどうでもいいアルバムであることは間違いないだろう。