2017年1月31日火曜日

TiffanyJ - Evolving



ルックスは見ての通りスター性なし、シンガーとしての実力も中堅クラス、トラックも凡庸と、個々の要素だけで鑑みると何がいいんだ? という話になるシンガーだが、まあ、だからこそ憎めないというか、何もよくないと切り捨てるにしてはどうにか聴けてしまうから捨てがたいというか、要するにB級の美学だな。

それにしてもこの人のyoutubeの再生数の少なさは泣ける。このブログの閲覧数並み。

The Hanging Stars - Over the Silvery Lake



コズミック・アメリカーナ・バンドを標榜するUKバンド。
まあ、普通のフォークロックというか、アメリカーナ系ロックバンドなわけなのだが。
もっとコズミックぶりが欲しかった気がする。

Second Hand Blues Band - ST



アリゾナを拠点に活動するブルースマン、アシュフォード・ゴードンが白人メンバーと共に結成したバンドのファーストアルバム。歌、ギター、リズムセクションなどなど、ひとつひとつはエクセレントだが、全体的に聴くと極めてまとまりすぎているというのか、普通すぎて印象に残りづらい。

Mudcrutch - 2



何も予備知識がなかったから最初は、俺が中学生の頃のカレッジチャートの常連のアメリカのバンドみたいだと思った。次にトム・ペティみたいだなあと思ったら、トム・ペティ本人のバンドだった。
それにしても元気だよなあと思う。
声が還暦を過ぎた人のそれじゃないし、気合い入れてテンション上げている感じでもない。この自然体ぶりは敬服に値する。

Kindred The Family Soul - Kindred The Family Soul Legacy Of Love



いつも通りのKTFS。すなわち極上のソウル・ミュージック。
このデュオが凄いのは、基本的に同じことをやりながらもそれがマンネリに陥らないこと。欲しいのはいつものKTFSだし、常にそれに応じてくれる。そのあたりまえのことがいかに難しいことか。最高だ。

Ian Hanchet - New Life



カナダのSSW。グリニッジ・ヴィレッジの系譜というか、正統派のフォークをやっているという印象。朴訥とした温かみのある声と確かなギターの演奏が光る。決定的な個性がない、とも言えるが。かなりマジメだということは伝わる。

Yen Town Band - Diverse Journey



その昔、俺が若かった頃に短い間活動していたCHARAと小林武史のユニットの約20年ぶりのアルバム。リアルタイムではラジオで流れるような曲ではかなりいい線行っていたという印象を持っていた。
何が動機かは知らないが、見事なまでにというか、それしかないというか、まあ、90年代している。
とはいえ時代錯誤感がそれほどでもないのは、小林やメンバーの才能云々ではなくむしろシーンの停滞感のせいだろう。どのジャンルも痩せ細るばかりだからな。
何より感心したのはCHARA。シンガーとして個性はやはり大したものだということを再確認させられた。同じような曲を歌っても、より悲しく感じさせるのが凄い。

Bombino - Azel



政府に弾圧され続ける遊牧の少数民族というバックボーンだけで相当にそそるものがあるニジェール人。
アフロは門外漢の俺だが、近年のアフロ・ロックを代表するアーティストのひとりと認識している。

ラテン音楽はそれほどでもないが、アフリカ音楽を聴いたときの非日常性がいつまで経ってもぬぐい切れないが、ロック色が濃厚でありながらもそうした非日常性の刺激を与えるのは単に言語ゆえか、それとも彼の才能だろうか。
リズムとギターの両方が面白い。刺激的な存在だ。

2017年1月30日月曜日

Mcdougall - Reaching for Some Light




ムサい見た目から暑苦しくて凡庸なブルースロックを想像していたが、これはいい。ブルースやフォーク、カントリー、ロック、様々な要素をいい感じにブレンドしているスタイル。
個性的だというわけではないが、好感が持てる楽曲、サウンド。
これは掘り出し物。

Joe ‘Blues’ Butler - Full Figured Woman



ルックス、歌唱力、芸名などなど、ありとあらゆる面においてB級臭さがプンプンするジョー・ブルース・バスター。
安っぽいこと極まりないチタリン・サーキット・ブルーズンソウルを展開。
はぐれ刑事ばりに展開が読めるのはこの世界の常だが、この貧乏くささは尋常ではない。

⑩「Young Generation Blues」ではタイトルどおり若い世代の苦悩を歌っているが、若い世代は誰一人共感することもないだろうな。だって聴くわけないもん。

あとジャケットの写真もスゴい。
フツーは作品の看板ぐらいもっとマシなの映すだろと思うが、なまじ美女を起用してリスナーに期待させるような詐欺みたいな真似はこの人の良心が咎めるのだろう。作品そのまんまというか、まあ、そんなジャケだ。
きっと正直で誠実な人なのかもしれないな。そんなJBBに幸あれ。
死ぬまでにあと1回か2回聴いてみたいとは思う愛すべきチープな作品。

2017年1月29日日曜日

The Eagle Rock Gospel Singers - Heavenly Fire



LAの白人ゴスペルグループによる2015年のアルバム。
ゴスペルというよりはスワンプロックを思い描くべきグループ。
最高。アメリカンロック、アメリカ大衆音楽の最もディープで最も上質で最も美しい部分を凝縮して煮詰めたようなバンド。
数年前にアラバマ・シェイクスに感じたものと同じものが走ってくる。
たぶん2017年は新アルバムが出ることだろう。期待大!


2017年1月28日土曜日

Rob Heron - Something Blue



ベリー・クール!
スイングやブルースなど、ワイザツな音楽をスタイリッシュにキメてくれている。
へなへななボーカルがマッチするのはそれゆえなんだな。
イギリスのバンドだが、アメリカ人以上にアメリカ音楽をクールにやってこなしているのがいい。
気に入った!

2017年1月27日金曜日

Ms. Jody - I Got The Feeling



スピーカーがおかしくなったのかと思った、それぐらいショボい音。
パンクやガレージパンクでは褒め言葉だが、ぶっ飛んでない。ただただショボいのだ。
さすがエコーのチタリンサーキット・ソウル。とはいえ、ここまでヒドかったか?
音の広がりが希薄でのっぺらとしている。
まあ、出来は相変わらず。
エコーのミス・ジョディ、変わりようがないわな。
変わったように聴こえるならスピーカーやら何やらじゃなく俺の頭がおかしい。

JW-Jones - High Temperature



カナダのブルースを基調としたアーティストのファースト。
ひと昔前のメインストリームっぽいかんじ。
80年代ならスターになれたかも。
ボーカルの弱さが気になるのも事実だが。

Frank Bang & The Cook County Kings - The Blues Don't Care



それなりにキャリアがある極めてフツーの、言い換えれば退屈なブルースロックバンド。
ブルースへの愛情は伝わってくるから憎めないが。

Butch Walker - Stay Gold



売れそうなアメリカのロックって感じ。
実際に売れてるかどうか知らないけど。
ブライアン・アダムスを思い出してしまった。
②とか④なんかは結構好き。
昔のスプリングスティーンとか好きな人にも向いていると思う。

Marina & The Kats - Wild



オシャレだなーとイヤミではなく、つくづく感心したスイングユニット。
ドイツ人とオーストリア人の混合らしい。
クールでユーモアもたっぷり、ところどころパンチも効いて、かなり良質。
ひと昔前ならオシャレ雑誌でチヤホヤされていたであろうと容易に想像し得るが、そんな時代じゃなくてよかった。推薦。

Willie Phoenix & The Soul Underground - Blues My Soul



黒人ブルースマン、ウィリー・フェニックス率いる率いるバンド。
最初は白人かと思ったよ。
アルバムタイトルからして、トラッカー向けの力みまくったクッセーブルースが演じられると思いきや、そっちとは違うベクトルのロックっぽいブルース、というかこれはブルースをベースにしたロックといったほうがいいかな。

それもクラプトンとかとは違う、山口冨士夫とかローズ・オブ・ニュー・チャーチのような不良ロックっぽい感じ。田舎じゃなくて都会なんだな。そう思うのは俺だけかも知らんが。

まあ、カッコいいよ。気になる存在。

The Excitements - Breaking the Rule



60年代ソウル・リバイバルバンドの決定的バンド。
スペインのバンドで、これが3枚目のアルバム。
聴くのはこれがはじめてだが、過去作も聴いてみたくてウズウズ。
熱さ、ガッツ、パワー、俺が求めるものが全部備わっている。グレイト。

Pat Capocci - Call Of The Wild



オーストラリアのロカビラー。
写真ではタトゥー入れまくっているが、見た目と違って脱力した感じの飄々とした歌い方がイイ。ワルというよりもオツな感じでカッコいい。

Leon Timbo - What Love's All About

「Leon Timbo - What Love's All About」の画像検索結果
ゴスペル出身のR&Bシンガー。2005年にもアルバムをリリースしており、11年ぶりのアルバムとなる。

歌唱力、楽曲、トラックと申し分なし。
いずれも高いクオリティを誇っている。
個人的な好みを言えばもっとねばついていたり、ザラついているようなナマナマしい手触りがほしかったが、まあそれはしょうがない。

Joe - Mynameisjoethomas


いつの間にかジョーの国内盤がP-VINEから出るようになったとは知らなんだ。
現時点での最新作だが、なんといってもオーティスの「Try A Little Tenderness」のトラックを使った「Our Anthem」に尽きる。これだけで泣けるね。
全体的にも粒ぞろい。
いつになく粘度が低いという気がしなくもないが、その分ジョーの正統派ソウル志向、ジョーのディープな体質が前面に押し出されている。お気に入り。

2017年1月26日木曜日

Frank Christopher Band - The House Is On Fire



LAのまっとうなブルースロック。あんまり黒っぽくもなく、大してうまくもないし、ボーカルが弱いなあとも思うがブルースロックとしてのまっとうぶりがイイ。トラッカーっぽさが鼻につくわけでもないしね。
ひそかに好き。

Courtney Marie Andrews - Honest Life

「Courtney Marie Andrews honest life」の画像検索結果

アリゾナの女性SSW。
6枚目のアルバムらしいが聴くのはこれがはじめて。
静謐で過剰なところのない楽曲、音。
それがよかったり、凡庸だと感じたりをくりかえす感じ。
出来そのものはよい。

Charles Bradley - Changes



基本的に駄作がない人だが、相変わらず秀逸な出来の作品。
というか本作が最高かも。
これぞソウル・ミュージックという一枚だ。

2017年1月25日水曜日

Trudy Lynn - I'll Sing The Blues For You



2015年に出た前作と同じというか、聴いてて嫌じゃないけど
聴こうとは思わない、10点満点なら5~6点ぐらいのアルバム。
迫力で押し切るようなゴリゴリのブルースが続く。
昔からこうだったっけ? とイチバン時代の作品を聴いてみたら
昔のほうがしなやかだったなあ。

Reverend KM Williams - The Real Deal Blues



前作はかなり気に入ってしょっちゅう聴いていた。
弾き語りだった前作と違って本作ではバンドをつけている。
スライドがぎゅんぎゅん言いまくってこれはこれでカッコいいんだが
前作のほうがこの世と思えない普通じゃない感じがしてよかったな。
好きか嫌いかと迫られたら好きなんだけど。

Lil' Mo & the Dynaflos - Get Up And Dance!




LAのドゥーワップ・グループ。
全体的にポップでパワフル、とにかくゴキゲンだ。
日本人のサックスプレイヤーを含んだバンドの演奏もクールすぎ。
全体的にポップでパワフル。
ライブで見たら相当に面白そう。

Hackensaw Boys - Charismo



2000年デビューのアメリカーナバンド。
昨年のアルバムだが、彼らの作品を聴いたのはこれがはじめて。
楽曲も演奏も無駄も不足もない。
良質なバンドだが、もうひとつサムシングがあったらいいのにと思うのは贅沢すぎか。
まあ、この手のバンドの場合はそうしたサムシングのせいでぶち壊しになる弊害も大いにあるわけなんだが。

Dave Keller - Right Back Atcha


ハイ録音の前作が日本でも一部で話題を集めたデイブ・ケラー。
俺もそれで彼の存在を知ったわけだが、昨年の秋にリリースした作品がコレ。
バックの詳細は不明だが、なかなかのクオリティ。
ただ、前作のようなこんなヤツがいたのかという衝撃に欠けるのはしょうがないよね。
同時に短所も見えるが、まあしょうがない。

それにしても、バーモント州のようなエリアにこんなシンガーがいるのが不思議。だって、アフリカ系よりもアジア系人口のほうが多い州なのに!

2017年1月24日火曜日

Martha High - Singing for the Good Times



今回のバックは不明だが、相変わらずバックに恵まれているね。
本作はソウル的な側面を色濃くした感触で、むしろスピードメーターやシャオリン・テンプルとやったやつよりこっちのが俺の好み。
ディープな声とディープなサウンドでソウルミュージックとして珠玉の出来。名盤。

I Kong - Pass It On



いいね!
と思わずつぶやいてしまうベテラン・ルーツレゲエ・シンガーの復帰から2作目。
OK、やはりレゲエはレベルミュージックなのだと言い切ってしまおう、と思わずミッキー森脇調になってしまうマイナーコードの曲調がたまらない。重苦しく、緊張感がこれぞレゲエなのだ。かなりイイ。

2017年1月23日月曜日

Melissa Etheridge - Memphis Rock And Soul


(今や名ばかりとはいえ)STAXからリリースされたSTAXトリビュート、というから俺の興味をそそらないわけがない。メリッサ・エストリッジは俺がガキの頃から名前やジャケをチラホラ見かけたが、ちゃんと聴いたのは今回がはじめて。

昔見たジャケ写真で女スプリングスティーンみたいなイメージを抱いていたが、そんな感じの力み方が印象的。
歌い方のみならずバックの音も全体的にパワフルな作品なのだが、それがソウルミュージックというよりは80年代的アメリカンロック然としすぎでちょっとキツいものがあるように感じるのは俺だけか、それとも単なる偏見かな?

Macy Gray - Stripped



熱心なファンでもない俺からすると、カバー集が続いたせいかここ数年は悪くもないが良くもないというか、迷走しているような作品が続いているような印象のメイシー・グレイ。

ジャズアルバムという点では前にも挙げたメリッサ・モーガンと同じだが、自分の持ち味を捨てて没個性なジャズシンガーになってしまったメリッサと違って、こちらは自分の個性を発揮しているように感じられるのが好感。良くも悪くもそれしかできない、ということでもあるのだろうが。

ここ10年近くのメイシーで一番よいのでは。好盤。

Melissa Morgan - Days Like This





3,4年ぶり? もしかするともっとかも。2016年作のジャズアルバム。
生で見ると凄いのかもしれないが、ただお上手でお上品で何の感動もない。
俺が好きなこの人の作風じゃない。
この人の歌すべてではなく、はらわたから振り絞るような歌に限ってが好きなんだと気づかされた一枚。
やっぱソウルだな。ソウルミュージックこそが最高、とすら強引に結論づけるほど退屈な一枚。

Billie Marten - Writing of Blues and Yellows



イギリスの17歳のSSW、という情報は今検索して知った。
先に知っていたらもっと色めきだったかも。

NMEやらロッキンオンやらでどんな評価かは知らないし興味もないが
儚いというか、倒れたら倒れっぱなしのままで動けない感じがいい。
若いけれどもガキっぽさを感じさせない。
同い年ぐらいで聴いたら相当ショックかも。


Hello!Project COUNTDOWN PARTY 2016 ~ GOOD BYE & HELLO ! ~















暇つぶしに押し入れから引っ張りだしたチャーリー・パットン特集のブルース&ソウル・レコーズで「モーニング娘。の歌を聴いてこのビブラートがと感涙にむせいでいる奴は誰もいないだろう」という旨のコラムを吾妻光良が寄稿したのを10数年ぶりに再読した夜に、何の因果かスカパーで視聴

会場は中野サンプラザ。
「パパはね、昔ここでテレビジョンを見たんだよ」と娘に言っても反応ゼロ。
マーキー・ムーンのイントロでトム・ヴァーラインが間違えて、「Sorry」ってやり直してね。ナメてんのかフザけんなバーロー、金のためにイージーに再結成しやがってって頭に血が上ってそれからずっとテレビジョンが嫌いだったけど、それってやつらの十八番のネタなんだってね。21世紀になってから知ったよ。でもしょうがないよね。イカ天バンドっぽいそんなおふざけとは何一つ親和性がない息苦しいまでに緊張感に溢れたテレビジョンが好きだったんだから。

まあ、どっちにしろ20年以上も昔の話なんだがね。お前が生まれるよりずっとずっと昔のことだよ。
ましてクラッシュやジャムがサンプラでやったなんて、パパですら今のお前よりもちっちゃなガキだった頃の話だ。だがね、そんな威厳のある会場なんだよ。中野サンプラザって。

とかなんとかつぶやくが、ガキは聞き流すのみ。まあ、正常だな。まともなガキはおっさんのノスタルジーなんかつきあうもんじゃない。
そういえばSIONも見た気がする。あれ? あれは渋公だったっけ?

なっきーのフェロモンとまいまいの歌唱力アップが最も印象的。
後者はなんで今更感が惜しい。まいまいのパートに来ても失笑しないもんね。もったいねえなあ。

おでんのあいあい羽子板も泣けた。あと、なんで腹が出てないのに手足があんな太いのか疑問にとらわれるが、それも含めておでんの魅力なのか。

あと久しぶりに見たチャーミーも元気そうで何より。

それ以外では前半の被せの凄さ。
誰一人歌が下手だと思わなかったのはそのせいか。
まあ、それはそれとして2月4日の札幌のハロコンにやっぱ行きてえなあと思ったのは最後まで楽しんで視聴出来た証拠だろう。

ちなみに今日の晩飯はガールズナイトアウトで黒木料理長があいあいに教えてたレシピどおりのトリカラ。

2017年1月22日日曜日

Jemma Nicole - My Darkest Hour



オーストラリアの女性SSW。
スモーキーで斜に構えた感じは好みといえば好みなのだが、ある意味で前回のエントリーで取り上げたビスケット・ミラーと同じかな。
何が悪いわけでもないけれど、決してのめりこめないアルバム。
次回以降に期待。

Biscuit Miller - Wishbone




インディアナ州を拠点に活動しているブルースマンの恐らく2枚目。
珍しいのはこのビスケット・ミラー、ありがちなボーカル+ギターorピアノorハープではなく、ボーカル+ベースというスタイルだということ。
なかなかいそうでいないタイプだが、肝心の音は中庸。
嫌いになれないが聴いてぶっ飛ぶほどでもない。

2017年1月21日土曜日

踊る! ディスコ室町 - 新しいNEW室町



Youtubeを色々見ているうちに知った京都のディープファンクバンド。
平均年齢23歳という若いバンドだ。

これは彼らのミニアルバム。
これまでにインディーで出していた作品は全部売り切れ。
いまどきのバンドの割にボーカルの歌い方がガッツあふれているのがいい。
あとギターもカッコいいね。
10点満点なら8点なんだけど、その2点が致命的な不足なのか、あるいは伸びしろなのかと考えたりもする。

いずれにしろテレビやラジオで見るどの若手日本人バンドよりはずっとマシ。
俺がプロダクションの社員なら契約する。


Marta Ren & The Groovelvets - Stop Look Listen



相当カッコいいね。

癒しとかそんなキーワードと共に宣伝されるフェミニンな見た目のポルトガル出身のシンガー、マザー・レンだが実際の歌は見かけによらず相当なダイナマイト。
以前にも違うバンドでアルバムをリリースしていたらしいが、グルーヴレッツを率いてのアルバムはこれがはじめて。
ダップトーンズ以降、この手のバンドは珍しくないし、そういう意味でのインパクトはないが演奏も相当にクール。
カッコいいものはカッコいいというあったりまえの真理に気づかせてくれる。


George Peguero - America

キューバ出身でロンドンをベースに活動しているシンガーのアルバム。
音楽のほかに絵画も手掛けるなどマルチな才能のアーティストだが、わかりやすくいい感じで踊れて哀愁を帯びたラテン音楽をやってくれている。結構掘り出し物かも。

Dion - Newyork Is My Home

昨年リリースされたディオンのアルバム。
オーソドックスでシンプルなロックアルバムだが、それにしても感動的な作品だ。
リリースした時点で76歳だが、この声といい熱といい信じ難い。
とはいえ力みっぱなし、ボルテージが上がりまくりってわけでもなく、適度な脱力ぶりもベテラン、もとい大ベテランらしさを発揮している。
バックやプロデューサー、エンジニアといった裏方の力を感じるよりも先に、ディオン本人の気持ちが伝わってくるのが素晴らしいし、黒人音楽への愛情がほとばしっているのもいい。
こんな充実した快作をずっと作り続けられますように!

2017年1月20日金曜日

amazonのセールでGET




まー、安いから買っちゃうよな。
前から欲しかったやつとか、値段につられて衝動買いしたのとかいろいろ。
数年経とうがシールドのままのやつが何枚か出るんだろうけど。
ダニエル・マラーノ以外はみんなたぶんゴキゲンなソウルミュージック。

フォーク・クルセダーズ-フォークルさよならコンサート


前にベストアルバムを聴いてフォークルはダサいと思っていた。
森山良子とかマイク真木あたりと何が違うのかまったくわからなかった。
高田渡のように胸に染みたり、友部正人のように胸を刺したり、三上寛のように胸を叩きつけるようなことはまったくなかった。
若い頃の親の浮かれた写真を見た時のような気恥ずかしさ、それがフォークルだった。

にもかかわらずこのアルバムを購入したのはブックオフで叩き売られていた上、ロック画報あたりでの高評価が印象に残っていたから。
スタジオ盤では歌謡曲と切り捨てていい曲をやっていても、ライブでは毒があるのだろうと思いこんだのだが、つくづく間違いだったと思い知る。
どの曲も本当にただただ気恥ずかしくなるだけ。

先述したようにスタジオ盤も相当なもんだが、このライブ盤はそれ以上だ。
歌も、演奏も、キャーキャーわめきまくるギャルたちの歓声もすべてがヌルい。それを含めて時代なんだろうが、少なくともフォークルを聴いてこの時代、もっと言えばこの時代の京都に興味を憧憬を抱くことはないな。

2017年1月12日木曜日

Mick Taylor Band - Little Red Rooster

















味のあるボーカル、それよりなによりやっぱりテイラーのギターってカッコいいんだなと再確認させられたけれど、何もここまで1曲が長くなくてもいいんではないかと思いました。収録曲5曲で60分弱って、そりゃ飽きるよ。1曲1曲は悪くないし、ライブで見ると違うんだろうけどもここが音源だけのつらさ。

Left Lane Cruiser & 20 Watt Tombstone - Death Blues vs The Dirty Spliff EP



ウィスコンシン州のブルースバンドのスプリットEP。
前半はLeft Lane Cruiserというバンド。
ガレージ寄りというか、歌も演奏もとにかくやかましくてカッコいい。
がっつりひずませたスライドギターの音を聴いているとコピりたくなってくる。

後半は20 Watt Tombstone。ジャケのイラストではおどろおどろしい山羊の骸骨と一緒にいる左側のブロディチックなルックスのほう。
こっちも基本的に似た路線だが、イラストの割にはコケおどしに欠けているというか、前半のほうに比べるとやや大人しい印象。

結局、どっちがDeath Bluesなのか、どちらがDirty Spliffなのかはわからずじまいだったが、Left Lane Cruiserのほうがはじけているだけ印象に残る。
このあたりの派手で大味でテンションの高さがウリのブルースバンドのスプリットは、これぐらいのサイズが最適かもと思った一枚。フルアルバムだと絶対に飽きるよな。



2025年再発&編集アルバムベスト

B ob Dylan - Through The Open Window: The Bootleg Series Vol. 18 Chance Operation - Place Kick Dead Famous People - Wild Young Ways Doc Pomu...