2015年11月24日火曜日

アラン・トゥーサンが死んでしまった

いささか古い話になるが、スペインでアラン・トゥーサンが死んだ。
ここしばらくは次女の誕生やその他で身辺がゴタついており、ブログを更新できなかった。
アラン・トゥーサン死去のニュースさえ放置していたのはそのせいだ。

俺がアラン・トゥーサンの存在を知ったのはいつのことだろうか?
音はともかく、名前を知ったのは早かったと思う。中学生の頃に知っていたのではなかっただろうか。当時はネヴィル・ブラザーズを筆頭としたニューオリンズ系のミュージシャンがミュージックマガジンあたりで注視されていたものだったが、中学生の俺からするとそういったアーティストたちは敷居が高かったし、それどころではなかった。
youtubeなんかなかったあの時代、まだまだ聴かなければならないロックのアーティスト、アルバムが山ほどあったのだ。 そうしたサウンドはオッサンになってから聴けばいいと思っていた。

実際にはオッサンになる前にニューオリンズ・サウンドに入門した。はじめて買った、そして気に入ったニューオリンズものはドクター・ジョンの「ガンボ」。あの声、あのサウンドを聴いて、これがニューオリンズかと感服した。19歳のときだ。



アラン・トゥーサンの代表作として名高い「サザン・ナイツ」を買ったのは、「ガンボ」を聴いてからそれほど期間も経てはいなかった頃だったと思う。
率直に言うとはじめは今ひとつ肩透かしを食らった気分だった。
「ガンボ」にはじまり、次いでプロフェッサー・ロングヘアーを聴いた俺からするとニューオリンズ・サウンドとはあの転げるようなピアノとリズムだったのだが、「サザン・ナイツ」はそれらのサウンドとそれほど重なっているわけではない。そしてまた、両者に比べると声にアクがないのもまた物足りなかった。逆に言うとそのアクのなさゆえに嫌いになることもなかった。あくまで普通に好きなワン・オブ・ゼムのひとり、というポジションだ。

2005年にニューオリンズを襲った台風、カトリーナ。
あの災害のあとにリリースされたベネフィットアルバム、 「Our New Orleans」の1曲目にアラン・トゥーサンの歌唱による「Yes,We Can」が収録されたが、あれを聴いておれのなかでのアラン・トゥーサンの位置が変わった。あのアルバムではトゥーサンと、バックウィート・ザディコが白眉だと俺は思っている。



乱暴にわけてしまえば、一度好きになってしまうとそれまでわからなかった魅力がたちまちに理解できるようになるアーティストと、そうではなくそれはそれで駄目なものは駄目なアーティストの2種類に分けられることが多いけれど、トゥーサンは前者だった。ちょうどその後ぐらいから、それまで余り興味がなかったアーリーソウルも好むようになっていて、パフォーマーとしてではなく、プロデューサーとしてのトゥーサンを集めたKENTやチャーリーのCDも楽しめるようになっていた。
ニューオリンズという地域性や属性ではなく、あくまでトゥーサンそのものがよいと感じられるようになっていた。


キース・リチャーズなども出演したニューオリンズの音楽イベントのドキュメント映画「メイク・イット・ファンキー」でのアーマ・トーマスとの演奏シーンなども印象深いが、アルバムとしてはラストとなった「Songbook」が最も胸に響くか。自分の持ち歌を、あるいはかつて誰かに提供した楽曲を歌うライブアルバム。往年のミーターズのようなバンドはいない。ピアノの弾き語りだ。そしてそれがトゥーサンの声にたまらなく合う。ピアノも歌も流れるようだ。優雅ですらある。
かつてミーターズなど優秀なバンドを使って幾多の楽曲をプロデュースしていたトゥーサンが最終的にたどり着いたのがミニマムなピアノの弾き語りであるという事実を前に、これこそが音楽の原点であり、これ以上はただのひけらかしであり、単なる過剰ではないのかという暴論さえふと浮かんでくる。最低限の演奏と歌、それだけでよいのだと。

それがただの愚にもつかない思いつきでしかないのは明らかだが、 少なくとも音が流れているあいだは、そうした錯覚に陥らせるだけの力がある。本人がどう思っていたかはともかく、これが最後のアルバムであったのは本人にとって本当に幸福だったのではないだろうか。年齢を重ねるにつれてアーティストとして表現力が高まっていた事実を残せたのだから。









2015年11月10日火曜日

極私的・日本のロックベストアルバム(ノミネート編)

余りにも暇なので作成してみることにした。
取りあえず日本のロックなのはブラックミュージックや洋楽ロックに比べてチョイスしやすいからという、極めて軟弱な理由。
選択の基準と優先順位は以下のとおり。

①現在の自分が求めているもの、聴いて素直によいと思えるもの。 
②今後も聞き続けるであろうと思われるもの。
③かつてかなり愛聴し、自分の音楽観に影響を与えたもの。

よって、③を十分に満たしていてもランクインしない確立が高いので悪しからず。

とりあえず、今回は思いつくままに以下のアルバムをノミネート。


フラワートラヴェリンバンド「サトリ」
ジョー山中「新しい世界へ」
サディスティック・ミカ・バンド「ファースト」
キャロル「ルイジアンナ」
頭脳警察「ファースト」
浅川マキ「浅川マキの世界」
浅川マキ「キャットナップ」
RCサクセション「ラプソディ」
RCサクセション「楽しい夕に」
RCサクセション「シングルマン」
忌野清志郎「メンフィス」
遠藤賢司「Niyago」
遠藤賢司「満足できるかな」
斉藤哲夫「君は英雄なんかじゃない」
高田渡「ごあいさつ」
高田渡「系図」
高田渡「石」
大瀧詠一「ファースト」
あがた森魚「乙女の浪漫」
はちみつぱい「センチメンタル通り」
古井戸「古井戸の世界」
岡林信康「中津川フォークジャンボリー」
岡林信康「金色のライオン」
加川良「タイム・アウト・オブ・マインド」
友部正人「大阪へやってきた」
友部正人「にんじん」
友部正人「また見つけたよ」
三上寛「ひらく夢などあるじゃなし」
三上寛「BANG!」
五つの赤い風船「モニュメント」
いとうたかお「ファースト」
田中研二「チャーリー・フロイドのように」
小坂忠「ほうろう」
村八分「ライブ」
サンハウス「ポイズン」
細野晴臣「泰安洋行」
西岡恭蔵「ろっかばいまいべいびい」
布谷文夫「悲しき夏バテ」
荒井由美「ひこうき雲」
サウス・トゥ・サウス「この熱い魂を伝えたいんや」
大上留利子「ええ歌ばっか」
ソー・バッド・レビュー「ファースト」
憂歌団「ファースト」
金子マリ&バックスバニー「ライブ」
スカイドッグブルースバンド「ファースト」
萩原健一「熱狂雷舞」
萩原健一「ドンファン」
萩原健一「サンキュー・ディア・マイ・フレンズ」
柳ジョージ&レイニーウッド「タイム・イン・チェンジス」
矢野顕子「ジャパニーズガール」
矢野顕子「スーパーフォークソング」
大貫妙子「ミニヨン」
アナーキー「ファースト」
アナーキー「80年維新」
アナーキー「アナーキーシティ」
フリクション「軋轢」
リザード「リザード」
プラスティックス「ウェルカム」
アーント・サリー「ファースト」
PHEW「SAME」
イヌ「メシ喰うな」
町田町蔵「ほな、どないせえゆうね」
町田町蔵+北澤組「腹ふり」
スターリン「STOP JAP」
スターリン「虫」
スターリン「フィッシュ・イン」
ノンバンド「ノンバンド」
じゃがたら「南蛮渡来」
チャンス・オペレーション「リゾルブ」
チャクラ「さてこそ」
ルースターズ「ファースト」
ルースターズ「DIS」
ルースターズ「φ」
スタークラブ「ハロー・ニュー・パンクス」
バッツ「Waooo!」
スクーターズ「娘ごころはスクーターズ」
泉谷しげる「吠えるバラッド」
ローザ・ルクセンブルグ「ぷりぷり」
SION「ストレンジ・バット・トゥルー」
SION「夜しか泳げない」
ブランキー・ジェット・シティ「BANG!」
頭脳警察「ファースト」
中川五郎「25年目のおっぱい」
CHAR「ファースト」
有山じゅんじ「ありのままじゅんじ」
シュガーベイブ「SONGS」
吉田美奈「モンスター・イン・タウン」
ミラーズ「リアル・ステイト」
ミスター・カイト「ライブ・イノセント」
シーナ&ザ・ロケッツ「チャンネル・グー」
ロッカーズ「フー・ザ・ロッカーズ」
P-MODEL「ヴァーチャル・ライブ1」
戸川純「玉姫様」
ゼルダ「セカンド」
ゼルダ「空色帽子の日」
ブルーハーツ「ファースト」
岡村靖幸「靖幸」
ブランキー・ジェット・シティ「BANG!」
花田裕之「ロックンロール・ジプシー」
マッドカプセル・マーケッツ「Same」
UA「ファースト」
原田知世「クローバー」
小島麻由美「セシルのブルース」
フィッシュマンズ「宇宙東京世田谷」
フィッシュマンズ「空中キャンプ」
椎名林檎「無罪モラトリアム」
相対性理論「シフォン主義」
モノポリーズ「ファースト」
パフューム「ゲーム」
カルメン・マキ「From Bottom World」
宇崎竜童「ブルースで死にな」

しかしショボいセレクトだな。
無難というか、いかに自分でアンテナを張り巡らせて音楽を探してなかったかがわかるね。
とりあえず頭からっぽで名盤ガイドまかせ。

それにしてもセレクト全般的に思ったのが、俺ってフォーク(アメリカ音楽の影響が強いもの)とパンク(ビンテージもの)が好みであり、反対にバンドブームやビジュアルみたいなミーハー系と、渋谷系やロキノン系みたいな優等生っぽいものが苦手なんだと。

この中から最終的にはベスト20、次点10で合計30枚まで絞ろうと思う。



     

2015年11月8日日曜日

Doris Duke - I'm A Loser

稼ぎ時だったはずの土曜も閑古鳥。
どうしてこうなった、原因を突き詰めて考えると死ぬしかなくなる。
外へ出る気がしなくなるし、何をやっても面白くない。何を食っても美味くない。鬱々としている。ことごとくが呪わしい。
これが負け組みか。嫌だね。

暇に任せて佐木隆三の「偉大なる祖国アメリカ」 を読んだ。
主人公のことごとくがネトウヨと呼ばれる層と重なる。
弱いものは殺していい云々。
妄想のなかの美しい美しい美しい祖国。
「王国なんて本当はなかったんだ」、三島は割腹前に上演された「薔薇と海賊」のこの場面で泣いていたというが、おれが三島を信用できるのはこのエピソードに由来する。
王国なんてない。インターネットに溢れる愛国者たちの主張を見るにつけ、この台詞がリフレインされる。



KENTから出たドリス・デュークの「I'm A Loser」。
スワンプ・ドッグがプロデュースした2枚のアルバムと未発表曲、Not Onの7吋を収録したもの。
ここ最近はイギリス録音の「Woman」も含めて、よく聴いている。
べ、別におれが負け組みだからこんなタイトルのアルバムを聴いてるんじゃないからな。

しかし泣かせてくれるよな。
スワンプ・ドッグが70年代にプロデュースした女性シンガーものではこれが一番好きだ。
収録された2枚のアルバムのいずれもクオリティが高く、泣ける。胸がひりついてくるね。
特に胸が打たれるのが未発表だった24曲目。

レイ・チャールズのあの曲にやや似た曲調だが、そうした指摘も陳腐に思えるほどの熱唱。
これほどの壮絶曲が未発表だったとは。
youtubeでは結婚前のDoris Willingham名義でヒットする。


45年生まれのドリス・デューク、まだ歌ってるのだろうかと思いを馳せてしまった。















2015年11月6日金曜日

Eric Burdon Live in Berlin 2015


ブルースな生活は続く。
だからずっとyoutubeを見てた。

 

Aretha Franklin live at Fillmore West, July 3rd, 1971  - Full Concert -


 

Delaney & Bonnie & Friends  Copenhagen December 10, 1969


いずれもいいに決まっているのだが、特にぶっ飛んだのがこれ↓


 

Eric Burdon   Live in Berlin 2015

今年のライブ。
見た目のおじいちゃん化が順調すぎるってぐらい順調すぎるが、反比例して声が若々しいこと。
悪魔と取引して、見た目の若さを代償に声の若さを取り戻しているんじゃないのか?
晩年のソロモン・バークとか、10数年前のアル・グリーンみたいなバシっとしたスタジオ・レコーディングを聴きたいよ。
この人をナツメロシンガーで終わらせるのはもったいなさ過ぎる!



2015年11月5日木曜日

Robert Ealey - Blues That Time Forgot

ブルースだ。
仕事や生活そのものが。
恐らく2週間以内に子どもが生まれるが、生活保護以下の所得しかない。
そのころにはたぶん雪が降りはじめているだろうが、新しい冬タイヤを買う金がない。
嫁が妊娠したころから商売がうまくいかなくなってきた。なにもいいことがない。

ブルースを聴く。
Robert Ealey。
持ってはいたが、ほとんど聴いたことがないブルースマン。
ググってみたところテキサスの人のようだ。
1925年に生まれて、2001年に死んだ。
今日聴いたアルバムはライブレコーディングで、音質もラジカセで録ったようなひでえやつ。
70年代のものらしいが、詳しいデーターは記載されていない。



ブルースだ。
ヘタウマなギター、がなるボーカル。
だけど凄く気持ちよさそうにブルースをやっている。
汚い音のなかから、その感情が溢れそうに伝わってくる。
とてつもなくカッコいい。おれが求めるブルースの75%でできている。

この人の作品はこれしか持ってなくて、90年代にブラックトップからリリースされた作品がamazonにて安価で購入できるけれど、このアルバムで聴けるイーリーの魅力は恐らく収録されていないだろうな。ブラックトップだし。90年代だし。

こういうブルース、もっと聴きたい。
そうしたら失業保険以下の所得や苦しいだけの現実も忘れられるだろうよ。





2015年11月3日火曜日

Whiskey Moon Face - One Blinding Dusky Dusk







これほどまでに秋の夜長が似合うアルバムもない。
そして、ジャケットが音楽の中身を告げているアルバムも。

イギリスの3人組が2014年にリリースしたファーストアルバム。
オールドタイミーなスタイルで、最初はアメリカのグループだと思っていた。
光ある時間には似合わない、夜しか泳げない人たちにおすすめのアルバム。
90年代初頭からというもの、リアルタイムなイギリスのロックにはわたしの頭をいつも素通りしてしまうが彼らはちょうどよく頭の上のいいところにくっついて離れない。

これから長いつきあいになりそうなグループだ。







2015年11月2日月曜日

2015年7月12日日曜日

憂歌団 - ST


75年のファースト。

はじめて憂歌団を聴いたのは中学生の頃だった。
当時、憂歌団=和製ブルースの最高峰という風潮が確かにあった。
というか、中学生レベルでは憂歌団以外に日本のブルースバンドなんか存在しないも同然だった。
ロッキン・オンにも、パチパチにも、その他友達の家にある音楽雑誌にも、ブルースバンドなんか載っていなかったのだ。ただ憂歌団だけが(新譜やライブのインフォメーション程度とはいえ)紹介されていた。
近藤房之助がビーイングからアルバムを定期的にリリースするようになるまでには数年の時間を要した。

ストーンズなどを通してブルースに幻想を抱いていたおれは、当然のように憂歌団のCDを借りてみた。当時は地方にいて、マディやウルフなどのベーシックアイテムすら聴くのが困難だったのだ。
ショップにあったのはフォーライフ時代のベストだが、残念なことにそれは少なくともおれが思い描いていたブルースとは違っていた。
ストーンズを通して思い描いたブルースよりも、むしろ普通の歌謡曲や演歌に近いように感じたのだ。 

そんな芳しいとはいえない出会いをした憂歌団を久々に聴いてみたのは、近所のブックオフにズラリとその作品が並んでいたからだ。おそらく、同一人物が売却したのだろう。それを見て、ふとファーストがほしくなった。トリオ時代は大方持っているが、なぜかこのアルバムはなかった。

もう何年ぶりかわからないほどご無沙汰だった憂歌団だが、圧巻だった。
ブルースの音源を聴くのも難儀したとリアルタイマーがよく述懐するところだが、そんな70年代前半にこれだけブルースのフィーリングをモノにしていたのは感嘆するしかない。
改めて聴くと演奏力のみならず、歌詞の完成度や、木村の声も相当に強力だ。
そして何より、サウンドも歌詞もいまなお決して古びてない。これには驚いた。
同時期のサウス・トゥ・サウスやソー・バッド・レヴューなどを聴いていると今となっては時代を感じる部分が少なくないが、憂歌団にはそれがない。

いまなお有効な75年のブルース。
この事実を認識したのは収穫だった。








2015年7月2日木曜日

2015年6月に買ったCD








 
  1. Catfish Hodeg - Different Strokes
  2. Rosalie Sorrels - Whatever Happened To The Girls That Was
  3. The Dells - They Said It Couldn't Be Done, But We Did It!
  4. Jimmy Custor Bunch - Hey Leroy
  5. George Clinton - You Shouldn't Nuf Bit Fish
  6. Ruth Brown - Late Date With Ruth Brown
  7.  Jerry Williams - Gone
  8.  VA - Ska All Mighty
  9.  Eric Roberson - The Collection
  10. VA - Bay Area Funk
  11. Teenie Hodges & Hi Rhythm - Collection 2000
  12.  Carla Thomas - Best Of The Singles Puls!
  13.  David Bromberg Band – Midnight On The Water
  14. Frankie Lee ^ Going Back Home
  15. Archie Shepp - Fire Music
半分ぐらいはまだ聴いてないテイタラク。
聴いたものはいずれもナイスですね、な内容で何より。

入手して嬉しかったのはカーラ・トーマスのベスト。
前から欲しかったんだ。ヤフオクで相場より安く入手できてちょっとハッピー。


ジワジワと気になっているのはティーニー・ホッジス。
disclogやwikiなどを参照してもまったくデータがない謎の一枚。
唯一、高橋”ティーチャー”誠のサイト(2008年より放置)で紹介されているのみ。
amazon.comやオクでも見かけないし・・・。
もしかしてすんごいレア盤をゲットしてしまったのかも。
そんな取らタヌなことよりも肝心の内容だが、ジャケにプリントされたコピー「Memphis Feel Good Music!!!!!!!!」を体現するもの。
サザンソウルだけが取るに足らない日常にたまった澱を一掃することができる。
そう、サザンソウルだけが!

追記

あとこれも買ってた


Zelda - フルムーン・プージャー
まだ聴いてない。

















Jill Scott - Golden Moments

先日発売されたジル・スコットのベスト。
最近、仕事中のBGMで聴いている。


本当はこの人のアルバムで一番好きなのは、セカンドのライブ盤だ。
あののびのびと腹の底からエモーションを搾り出すような歌い方はまさにソウル・ミュージック。
スタジオレコーディングでの歌い方は、あまりにも抑制しすぎているかのようなきらいがある。

ゆえにあまりスタジオ録音の楽曲を好んで聴くことはなかったが、これはこれで心地よい。
ベスト盤だから楽曲は当然粒ぞろい。



1. Jilltro
2. Golden
3. He Loves Me
4. Crown Royal
5. Slowly Surely
6. My Love
7. It's Lovem
8. Hate on Me
9. Whatever
10. Cross My Mind
11. The Way
12. The Fact Is (I Need You)
13. Long Walk
14. Comes to the Light
15. I Adore You
16. Gettin in the Way

2015年7月1日水曜日

Richard Hell & The Voidoids - Blank Generation



ほぼ25年ぶりぐらいに聴くのではないだろうか。
テレビジョンやジョニー、パティはたまに引っ張り出すというのに、リチャード・ヘルのCDは手に取ることすらなかった。
タイトル曲に関してはコンピで耳にすることもあるが、それ以外の楽曲はただただ懐かしく響く。
 
思い出されるのは高校2年の夏だが、確かにひと夏のBGMであったことは間違いない。
札幌のタワレコで、コステロやリプレイスメンツなどと一緒に買ったのだ。

ああ、そうだった。新日の月寒ドーム大会を見た帰りだ。
前日の土曜に開催された函館大会と続けて見たのだが、メインの武藤・蝶野対ウォーリアーズのショボかったこと!
函館でやった武藤・マサ対ウォーリアーズとなにからなにまで同じだったのだ。
むしろそれがメインじゃなかっただけ函館のほうがマシだったけど、ああ、やっぱりドサの試合はビッグマッチのリハーサルなんだな、とつくづく思ったものだった。
帰り道のJRでは、キオスクで買った週刊ファイトを何度も何度も読み返した。それしか時間を潰す方法がなかったからだ。

相変わらずへろへろしたヘルの声も、いま聴くとショボい音も、かつてのようなスリルを伴うことなく、メロウにすら感じるのはトシのせいか、それとも酒のせいか?

2025年再発&編集アルバムベスト

B ob Dylan - Through The Open Window: The Bootleg Series Vol. 18 Chance Operation - Place Kick Dead Famous People - Wild Young Ways Doc Pomu...